タイで発酵食品を買ってみた。バンコクのスーパーで納豆や味噌を購入

タイ

タイのスーパーで発酵食品って、手に入るのかな?

そんな疑問にお答えしましょう。

みなさん、発酵食品摂ってますか?

旅行、特に海外に行くと、ついつい美味しいものを食べ過ぎたり、食生活が崩れがちになりませんか?

筆者は、タイ・バンコクでの生活が1週間くらい過ぎましたが、胃や腸の調子が少し崩れてきたな…と感じてきたので、スーパーで発酵食品を購入。

どんなものが入手できたのか、レポートしてみます。

タイで発酵食品を買ってみた。バンコクのスーパーで納豆や味噌を購入

タイは、中国やインドをはじめ周辺の地域の文化を広く受け入れてきた土地であり、発酵食品もそれぞれの国の特徴が受け継がれています

タイの伝統発酵食品データベース|国際農林水産業研究センター

とあるように、タイ料理に欠かせないナンプラーはもとより、各地方でその土地ならではの発酵食品も数々受け継がれてきているようです。

筆者が今回購入したのは、そうしたタイの伝統食材というよりは、日本でもお馴染みの発酵食品です。

それがこちら↓

①納豆
②味噌

③酢
④ヨーグルト
⑤テンペ

それぞれどんなものだったのか、詳しく解説いたします。

納豆

タイ・バンコクのスーパーで購入した発酵食品1つ目は、TSUBAKI Foodの納豆

納豆は、日本ではお馴染みの発酵食品ですが、ここタイでは食べる習慣はほとんどないようです。

なのでこちらの納豆は、主にタイ在住の日本人向けに売られているのでしょう。

1955年創業の、タイの日系企業が現地生産しているとのことです。

32バーツ(約105円)

日本と同じくらいの値段ですよね。

納豆の中身。

日本で食べ慣れている納豆と比べると、まだ30%くらいの発酵加減かなあ、といった感じの納豆でした。

大豆の硬さが残っていて、匂いは全然なかった。

糸はあまり引かなかったので、納豆苦手だな…という人には、むしろ食べやすいかもです。

ちなみに、日本から輸入した納豆もあったのですが、それはこの納豆の倍くらいの値段でした。

しかも、賞味期限が信じられないくらい長い。

その謎については、こちらに詳しく書きました↓

味噌

バンコクのスーパーで購入したタイの発酵食品、2つ目は、タイ椿商会の味噌

しかも、700gのけっこうな大容量で52バーツ(約171円)

同じ発酵食品であっても、みその方が、納豆よりも作るのが容易なのか、こちらは比較的安価です。

製造者には、タイ椿商会と書かれていますが、さっきの納豆のTSUBAKI Foodと同じ会社のようです。

原材料はとてもシンプル。

中身は、発酵食品というよりは、粒のないなめらかなピーナッツバターのような感じ。

若干、塩気が強いように感じたのは、タイの熱い気候に合わせてあるからなのかな。

タイ・バンコクのスーパーで購入した発酵食品3つ目は、GOLDEN MOUNTAINの酢

10バーツ(約33円)/200ml

タイでは、穀物生産はとても盛んなようで、お米などから作られる発酵食品である「酢」は、とても安いようです。

調味料としては、同じく発酵食品のナムプラー(魚を発酵させた醤油のようなもの)の方が、タイの人には好まれているのかなとも思いました。

なぜなら、酢よりもナムプラーの方が、圧倒的に品数が多かったから。

酢は、4〜5種類が並んでいまして、どれも無色透明。

日本のように、黄色いものはありませんでした。

味は、酸味の強いけっこうシャープな味でした。

ヨーグルト

タイ・バンコクのスーパーで買った発酵食品、4つ目は、DAIRY HOMEのヨーグルト

59バーツ(約195円)

上の写真は、450gのもの。

日本のスーパーでよく見かける、ブルガリアとかビフィダスなどと同じくらいのサイズです。

タイで牧場を運営する、オーガニック酪農メーカーの製品です。

中のヨーグルトは、ご覧のように、若干かたまり感のあるもの。

味は、砂糖が入ってないプレーンで、酸味が強過ぎたりもせず、癖のないテイストでした。

ヨーグルトその2

タイのスーパーで買ったヨーグルト、もうひとつ。

こちらは、Yolidaという、小さな牧場からスタートしたブランドのヨーグルト。

発酵食品といっても、人工甘味料や添加物が入っているものも多いですが、このヨーグルトも無添加。

自然な味がとても美味しかった。

値段は、先ほどのヨーグルトと一緒でした。

59バーツ(約195円)

この2つのヨーグルトの値段を聞いてお気づきの方もいるかと思いますが、日本と同じくらいか、むしろ高いんですよね。

しかもこの2つ、スーパーの中で売っていたヨーグルトの中で一番安いやつです。

ギリシャヨーグルトなども売ってたんだけど、それはさらに倍くらいの値段でした。

なぜかというと、タイは酪農があまり盛んではないから、みたいです。

他にも、乳製品や卵もとても高いです。

同じく発酵食品であるチーズも、日本よりも値段が高いくらいです。

タイの物価から考えると、ものすごく高級品だといえます。

ちなみに、タイの屋台の物価はこんな感じです↓

有名レストランで食べると、このくらい↓

テンペ

タイのスーパーで買った発酵食品5つ目は、テンペです。

テンペって、見たことや食べたことありますか?

テンペとは、納豆と同じく大豆が原料の発酵食品で、インドネシアが発祥なんだそうです。

タイのスーパーでは、納豆よりも、このテンペが売られているのをよく目にしました。

封を開けて取り出したところ。

納豆のような独特な匂いも糸を引くこともなく、蒸した大豆をぎゅっと固めた感じです。

大豆の発酵食品である納豆と何が違うのかというと、納豆は納豆菌で発酵させているのに対し、テンペはテンペ菌という全く別の菌を使用しているんだそうです。

納豆が苦手だなという人は、もしかしたらテンペなら食べやすいかもしれませんよ。

その他のタイ・バンコクの発酵食品

“Fermented soy beans with minced pork boiled in coconut milk ||| หลนเต้าเจี้ยว” Vee Satayamas from Bangkok, Thailand, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0

以上が、筆者がタイ・バンコクのスーパーマーケットで購入した発酵食品でした。

これ以外にも、タイには、特有の発酵食品があるようなので、いくつかご紹介。

カオマーク:米を発酵させた甘酒のようなデザート
ネーム:肉を発酵させたソーセージ
カピ:エビやカニを発酵させたペースト状の調味料
プラー・ソム:淡水魚・米・塩・ニンニクを発酵させた料理
トゥア・ナオ・ケップ:タイ北部の納豆

など。

おそらくスーパーや市場にも並んでいるとは思うんだけど、タイ語が分からない…苦笑

なので、それが本当に発酵食品かどうかよく分からないので、まだ口にできていません…

タイ全土には他にもたくさん、その地方地方の発酵食品があるようです。

旅先で、現地の食べ物を食べるのって、その国の食文化が知れて面白いですよね。

ちなみにタイ北部のチェンマイに、シャン族料理の店があって、そこで食べた料理が初めて食べる味で、本当に美味しかったです。

詳しくはこちら↓

タイで発酵食品を買ってみた。バンコクのスーパーで納豆や味噌を購入 まとめ

以上、タイで発酵食品を買ってみた。バンコクのスーパーで納豆や味噌を購入というテーマで解説をしました。

ちなみにタイで売られている納豆は、賞味期限がとんでもなく長いのですが、なぜだか分かりますか?

こちらに詳しく書きました↓

タイのスーパーはこんな感じです。

買い物した時の様子を、こちらに詳しく書きました↓

倉庫型のスーパーもありました↓

タイには、ベジタリアン料理のお店がとても多いです。

北部の街チェンライの、おすすめレストランはこちらです↓

バンコクでヴィーガンカフェに行きたいなら、こちらがおすすめです↓

バンコクのスーパーの店内の様子は、こちらの動画でもご覧いただけます↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。