閉鎖寸前の羽田空港「PCR検査も隔離もなし」国際線ターミナルの様子

【コロナウイルス】羽田空港(東京国際空港)の様子【帰国ラッシュ】タイ

注:この記事は、2020年3月25日時点のものです。

コロナウイルスの感染拡大で、
羽田空港(東京国際空港)は今、どんな状態なのか?

非常事態宣言が発令される直前のタイから、
緊急入国をした時の、
閉鎖寸前の羽田空港の様子を、記録に残しておこうと思います。

 

閉鎖寸前の羽田空港「PCR検査も隔離もなし」国際線ターミナルの様子

結論から言うと、
2020年3月25日朝の羽田空港は、
海外(特にタイ)からの帰国ラッシュでけっこうな人がいました

 

逆に、出国フロアは、とても人が少なく閑散としていました。

こちらはまさに、閉鎖寸前、
というより、もうすでに閉鎖されている、というような光景でした。

 

それぞれ、どのような様子だったか、
詳しく説明します。

 

羽田空港国際線の入国フロアは帰国ラッシュ

羽田空港の入国フロアは帰国ラッシュ|コロナウイルスの影響

2020年3月25日の朝7:00頃の羽田空港国際線ターミナル。

コロナウイルスの影響で、
羽田空港は閉鎖状態でガラガラか?と思っていたのですが、
予想以上に人がいてびっくりしました。

 

タイ国際航空はほぼ満席(羽田空港に離陸する最後の便でした)

タイ国際航空はほぼ満席|コロナウイルスの影響で最後の便に

羽田空港まで乗ってきた飛行機は、タイ国際航空。

前日の24日深夜に、
タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港を離陸した便でした。

 

タイの空港の様子は、こちらに詳しく書きました↓

タイから緊急帰国「隔離もPCR検査もなし」スワンナプーム国際空港の様子
タイ・バンコクから日本に緊急帰国した際に、隔離や検査があったか知りたいですか?タイに非常事態宣言が発令される直前に、バンコク・スワンナプーム国際空港を出国し、日本へ帰国した時の様子を記録に残しました。みなさん体調に気をつけてお過ごしください

 

機内はほぼ満席。

羽田空港の税関の人に聞いたら、
タイ国際航空はこの日の便が最後になるようで、
多くの人が殺到したのではないかということでした。

 

羽田空港の国際線入国フロアは、
さながら、世界中の都市や空港が閉鎖される前に、
急いで帰国しようという人たちの、
帰国ラッシュになっているようでした。

 

羽田空港着の国際便は、約8割が欠航(キャンセル)

羽田空港着の便は、コロナウイルスにより約8割が欠航(キャンセル)

上の写真は、羽田空港国際線ターミナルの入国フロアにあった、
実際のフライトフライト案内板です。

コロナウイルスの影響で、羽田空港に到着する便は、
なんと8割ほどが欠航(キャンセル)となっていました。

 

これほど欠航の文字が並ぶ光景は、はじめて見ました。

映画の中のような、
不思議な異様な光景でした。

 

映画といえば、
人のいない映画館は、かなり不気味な雰囲気でした↓

バンコク エムクオーティエの映画館から人が消えた日
バンコクのエムクオーティエの映画館から人が消えた日があったのをご存知ですか?この記事ではエムクオーティエの映画館から人が消えた理由と閑散とした館内を詳しくレポートしています。エムクオーティエの映画館を襲った映画のような悲劇を知りたい方必見

 

空港での大がかりな検温や検査・隔離はなし

これだけ世界各国で、
コロナウイルスの感染拡大が広がっているので、
羽田空港への入国時には、
かなり時間を費やして、検査が行われるものと、覚悟をしていました。

 

ですが、
大掛かりな検査や検温はなし。

隔離もありませんでした。

いつもと違うことといえば、
サーモグラフィーによる体温確認(カメラの前を通り過ぎる)だけでした。

 

正直、かなり意外でした。

入国審査も、いつもどおり顔認証で5秒くらいで終わりです。

 

理由を想像してみたのですが、
医療機関でも、
コロナウイルスの検査や治療をしようにも、
それに携わる人の数が足りないという話をよく聞きます。

空港のセキュリティーにおいても、
そもそも人手が足りない、
といった事態が起きているんじゃないかと想像できました。

 

羽田空港内の雰囲気からも、
コロナウイルスの拡大と状況の変化に、
対応や対策が追いつかない、というような雰囲気を感じました。

 

羽田空港の出国フロアは、ほぼ閉鎖状態

コロナウイルスの影響|羽田空港の出国フロアは閑散

コロナウイルスの感染拡大で、
「世界中の空港や国境が閉鎖されてしまう前に帰国しよう」
と考える人がたくさんいる一方で、
出国フロアは、とても閑散としていました。

朝8時頃ということもあったかもしれませんが、
それでも、この人の少なさは、
ただならぬことが起きているんだなと感じました。

 

羽田空港からの出国便も、ほとんど欠航(キャンセル)

羽田空港からの出国便も、コロナウイルスによりほとんどが欠航(キャンセル)

羽田空港への到着の便と同じように、
離陸便も、そのほとんどが欠航(キャンセル)となっていました。

コロナウイルスの影響により、
世界中の多くの国や都市が閉鎖されていて、
入国することが、むずかしくなってきているんでしょう。

 

ぼく自身、
4月の後半に、再度タイへ行く予定だったのですが、
それもしばらくできなくなると思います。

この状況がいつまで続くのか、
まったく予測がつきません。

 

追記:この時から約2年4ヶ月後の2022年7月、
再びタイ・バンコクを訪れました。

その時の様子は、こちらをご覧ください↓

 

閉鎖寸前の羽田空港「PCR検査も隔離もなし」国際線ターミナルの様子 まとめ

以上が、2020年3月25日朝、
コロナウイルスの影響が深刻になりつつある、
羽田空港(東京国際空港)国際線ターミナルの様子でした。

歴史の一端を記録しておこうと思い、
このブログを書きました。

 

この時の様子は、
動画でもご覧いただけます↓

 

最新の情報にできるだけ目を通して、
体調と安全に気をつけて、日々をお過ごしください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。