自転車旅をする時、持ち物は何を持って行ったらいいの?
4泊5日の自転車旅行の荷物で、必要なものって何?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は2020年10月末に、東京-名古屋間およそ350kmの自転車旅をしました。
4泊5日の旅でした。
東京-名古屋間になぜ5日もかかったのかというと、国道を一切通らずに走破したからです。
※旅の様子は、記事の最後にリンクを載せておきますので、よろしければぜひご覧ください
4泊5日の自転車旅って、一体どんな荷物が必要なのか疑問ではありませんか?
実際に筆者も、できるだけ持ち物は増やしたくないと、かなり頭を悩ませました。
そこで今回は、自転車旅の持ち物。4泊5日旅行の荷物&必要なものと題して、どんなものを持っていったのか、詳しくご紹介いたします。
自転車旅の持ち物。4泊5日旅行の荷物&必要なもの
早速ですが、筆者の4泊5日の自転車旅の持ち物は、こちらです↓

衣類
アウター、下着類、雨具
デジタル機器
iPhone、バッテリーケース、スマホホルダー、AirPods、MacBook、ケーブル類、ポケットWiFi、GoPro
小物
筆記具、手帳類、エコバッグ、マスク、財布、洗面具
自転車装備
ライト、修理工具
といった感じ。
ちなみに自転車は、こちらです↓

FAIRWEATHER/フェアウェザーというクロモリフレームなので、とても軽いです。
変速なしのシングルスピードのため、坂道はちょっときつい時もありました。
それでは、4泊5日の自転車旅行の持ち物について、荷物の中身を詳しく説明していきます。
衣類

自転車旅行の持ち物で、なくてはならないものが衣類です。
アウター
自転車旅の持ち物、衣類の一つ目はアウターです。
サイクリング用のウェアではなく、普段着ているものを持っていきました。
下はカーゴパンツ。
ポケットがたくさんあるのでいろいろものが入れられて便利でしたし、丈も七分くらいなので、裾がチェーンに絡まったり、汚れることもありませんでした。
上は、セーターとフード付きのジャケット。
ただし4泊5日の旅行中はとても天気がよく、10月末とは思えないような暖かな陽気でしたので、日中はほとんど半袖のTシャツだけで過ごしていました。
5日間、ほぼずっと同じものを着続けていました。
アウターは、持ち物の中でも大きな容量を占めるので、暖かい季節に自転車旅行をした方が、より持ち物の量を減らせるなと感じました。
下着類

自転車旅行の持ち物、続いては下着類。
写真の一番上は、宿泊時の部屋着です。
ただし今回の自転車旅行では、ビジネスホテルに泊まることが多かったので、なるべく部屋に置いてあるパジャマなどを着るようにしました。
自分の持ち物は、なるべく温存しておく作戦。
Tシャツとパンツ、靴下は、着ているものを合わせてそれぞれ3枚ずつ。
1日おきくらいに宿で洗って、うまくローテーションさせていました。
今回の自転車旅行の持ち物の中ですごく重宝したのは、ヨガマットくらいの大きさの、薄手の布(写真左下)。
文字通りヨガマットとしても使えますし、ピクニックマットやひざ掛け、寒い時はマフラーにもなりとても便利でした。
雨具

自転車の旅の持ち物、続いては雨具です。
傘は持って行くかどうか迷ったのですが、実家にとても軽いものがあったので、これなら荷物にならないだろうと思い、持ち物に入れました。

もう一つ、雨具として持って行ったのはモンベルのウィンドブレーカー。
実はこの自転車旅は、5日間ともずっと晴天に恵まれたので、傘もウィンドブレーカーも、一度も出番はありませんでした。
ですが、雨はいつ降るか分からないので、一応持ち物に入れておいたほうが、精神的に余裕を持って、自転車旅行が楽しめると思います。
特にウィンドブレーカーは、風の強い海岸線や、夜間に走るときに、防寒具として大活躍しました。
デジタル機器
デジタル機器も、今回の自転車旅行に欠かせない必要な持ち物でした。
iPhone

この自転車旅行は、iPhoneとGoogleマップがなければ何もできなかった…といっても過言ではないくらい、完全に頼りきった旅でした。
バッテリー内蔵ケース
筆者のiPhoneは中古で買ったので、充電の減りがいくぶん早いです。
そこでバッテリーが内蔵されたケースを装着しています。
通常のモバイルバッテリーのように、いちいちケーブルを繋がなくていいので、とても便利です。
特に自転車旅の途中は、夜に宿に着いてからしか充電をする機会がないので、かなり助けられました。
機種やバッテリーの消耗度のによって違うかと思いますが、6000mAhあれば、おそらく2回くらいはフル充電ができるように思います↓
スマホホルダー

iPhoneを、自転車のハンドルに取り付けるためのホルダー。
これは事前に装備していたわけではなく、旅の途中に急遽、自転車屋さんに立ち寄って購入したもの。
これは導入して本当によかったです。
というのも、自転車走行中にポケットからiPhoneを取り出すのは、やはりかなり危険だなんですよね。
これがあれば、自転車をこぎながら地図が確認できたので、それ以降の旅がとても快適に、なにより安全になりました。
前述したように、iPhoneにはバッテリーケースを付けていたのでかなりの厚みがあったのですが、無理なく取り付けることができました。
取り外しもワンプッシュで簡単なので、旅の途中に写真を撮ったりSNS投稿するなど、頻繁にiPhoneを使うという人にはすごくおすすめします。
AirPods

自転車旅の持ち物としてAirPodsも持って行ったんですが、これはほとんど出番がありませんでした。
なぜなら、自転車に乗っている時に音楽を聴くと危ないですし、宿に着いたら疲れて寝るだけなので、
まったくと言っていいほど使う機会がなかったからです。
MacBookPro

MacBook Proはブログを書く用に持っていったのですが、4泊5日の自転車旅の荷物としては、かなり重過ぎました。
というのも筆者が使っているMacBook Proは16インチのもので、一番大きなサイズなんですよね。
なので次回持って行くとしたら、板のようなMacBook Airなど、より軽量のものがいいかなと思ってます↓
GoPro HERO9

自転車旅の持ち物として欠かせなかったのが、このGoPro HERO9。
なぜなら今回の自転車旅行は、ドキュメンタリーを撮るという目的もあったからです。
どんな映像かはこちらの動画で確認してみてください。かなり綺麗に撮れてます↓
※フルバージョンは、記事の最後にリンクを載せておきます
今回の自転車旅がGoPro初使用だったのですが、コンパクトさと映像の迫力に、本当にびっくりしました。
もっと早く買っとけばよかった。
GoProを首からぶら下げられるネックレス型のマウントも、本当に買ってよかったなと思いました。
撮影中でも両手が使えて、とても重宝しました。

GoProをしまっておく際は、ケースではなく、こうした布に包んで保護していました。

これは、DOMKEというメーカーのクッション性のある布。
本来の用途は、一眼レフカメラ等のレンズを包むためのものです。

4隅にマジックテープが着いているので、こんな風にコンパクトに、機材をしっかりと包んで保護してくれるので、自転車旅の荷物として本当におすすめです。
小物
自転車旅の持ち物の中で、とても重宝した小物類もご紹介します。
エコバッグ

持って行ってよかったのは、エコバッグ。
よかったというか、今はお店で買い物をしてもビニール袋がもらえないので、自転車旅行以外でも必要な持ち物になっていますよね。
マスク

自転車旅に持っていってよかった持ち物、続いてはマスクです。
布製のものと不織布のものを、合わせて5枚くらい持って行きました。
これが、意外なところで役に立ったんです。
車の通りが多い道では、排気ガスからのどを守ってくれました。
また夜間の走行時は、冷たい空気が肺に入るのを防げたので、防寒にもなりました。
トラベル用の財布

自転車旅行の持ち物としてとても役に立ったのが、こちらのトラベル用の財布。
とてもコンパクトなのにも関わらず、お札もコインもカードも十分に入ります。
自転車旅用に購入したわけでなく、普段から使っています。
お値段が手頃なのも、うれしいです↓
洗面具

自転車旅の持ち物、続いては洗面具。
歯ブラシ、爪切り、消毒用アルコールなどを、ポーチに入れていました。
筆者は毎朝、鼻うがいを習慣にしているので、そのための道具も荷物として持っていきました。
手帳とノート

自転車旅行の持ち物として、どうしても必要なものだったのが手帳とノートです。
手帳はいつも持ち歩いている、モレスキンの1日1ページの手帳。
毎年これを使ってます。
表紙が硬いものと、柔らかいものがあるのですが、ハードカバーだとかさばるので、自転車旅の荷物としてはソフトカバーの方がおすすめです。
もう一つ、なぜノートが必要なのかというと、筆者はモーニングノートというものを毎朝の習慣にしているからです。
モーニングページって何?っていう人は、こちらをどうぞ↓
筆者は書く瞑想と読んでいます。

のど飴

自転車旅に持っていってよかった持ち物がもう一つ、それはのど飴です。
自転車に長時間乗っていると、風をもろに受けてのどが渇くし、痛めやすいんですよね。
なので筆者は普段は飴をなめる習慣はないんですが、この自転車旅の最中は、かなりの頻度でなめていました。
エネルギー補給にもなるので、自転車旅の荷物に忍ばせておくといいかもです。
自転車装備
続いて自転車旅の持ち物として必要不可欠な、自転車の装備品をご紹介します。
ライト
フロントライトは下のKNOGのLEDライトを普段から使っていて、自転車旅にもそのまま持っていったのですが、さすがに50ルーメンでは光量が弱すぎました。
夜の山道では、先が全く見通せず、かなり怖い思いをしました。
その反省を踏まえ次の旅では、下のと同等の1800ルーメンのライトを購入。
自転車用ではなかったので、別途パーツを用意して取り付ける必要がありましたが、数100メートル先まで明るく照らすことができ、夜道も安心して走ることができました。
自転車旅は計画がずれて、夜間に走行せざるを得ない場合もあるので、できるだけ明るいライトを用意しておいた方が不安は少ないと思います。
テールライトは、キャットアイ(CAT EYE)の電池式のものを購入。
自転車旅の場合は車道を走る機会が多いので、反射板ではなく点滅するライトにして本当によかったと思いました。
このライトがよかったのは単四乾電池2本で動くこと。
電池持ちがいいので途中で切れる心配はまずないと思いますが、いざ切れた時にコンビニで帰ると言うのは、精神的にもとても安心材料になりました。
タイヤ関係
まずはタイヤの外側。
筆者は普段からパナレーサーのタイヤを好んで使っているので、今回の自転車旅の前にも、新しいものに交換しました。
パナレーサーとは、1952年創業の日本の老舗自転車タイヤメーカーです。
設立時は松下電器産業(現パナソニック)の子会社で、現在はグループから独立しているようですが、歴史ある国産ブランドとして、品質には定評があります。
チューブも旅に出る前に新品に交換。
チューブとホイールの間に敷く、リムテープも新しいものに。
自分でタイヤ交換をする際は、タイヤレバーという道具があるととても便利です。
下のタイヤレバーは樹脂製なので、チューブやホイールを傷付ける心配がありません。
また長さもちょうどよいので使い勝手がよく、スムーズにタイヤ交換ができます。
気がつくと、タイヤ関係はすべてパナレーサー製でした。
チェーン関係
チェーンも、自転車旅に出る前に新しいものに取り替えました。
シマノは、1921年創業の老舗自転車部品メーカーで、日本はもとより世界最大手として知られています。
自転車パーツを購入するのであれば、シマノを選んでおけばまず間違いはないと思います。
ということで、チェーンはシマノ製を購入。
チェーンを自分で取り替える際は、チェーンカッターが必須です。
筆者は下のものを使っているのですが、安価な割に使いやすく、作りもしっかりしています。
数年に一度使うかどうかという場合は、こちらはとてもおすすめです。
ブレーキ関係
ブレーキ関係のパーツも、旅の前に新しいものに取り替え。
ブレーキシューはもっと安いものもありますが、安全に関わるものなので、値段はあまり気にせず選びました。
ブレーキ関係も、結果的にすべてシマノ製を購入。
ハンドルのグリップは、クッション性のあるテープをぐるぐる巻きつけるタイプのものに交換しました。
それまで使っていたゴム製のグリップはすり減って滑りやすくなっていたので、旅の前に取り替えておいて本当によかったと思いました。
自転車旅はハンドルを握っている時間が長いので、できるだけ握りやすい素材のものを選ぶことをおすすめします。
工具

自転車旅の持ち物として携帯した工具は、上の2点のみでした。
幸い旅の途中で修理が必要なことはなかったので、サドルの高さ調整のために1度使っただけでした。
工具は、あまりに多すぎると荷物になるので、何を持っていくか悩ましいところだと思います。
その点このゴリラグリップは、コンパクトに折り畳むことができ、重さも70グラムほどなので、旅の装備としてとてもおすすめです。
4泊5日自転車旅の持ち物のおさらい
ここまで、4泊5日自転車旅の持ち物を詳しくご紹介しましたが、お役に立てたでしょうか?
再度リンクを載せておきますので、気になるものがあれば購入の参考にしてみてください。
スマホホルダー
GoPro HERO9
ネックレス式マウント
クッションシート
トラベル用財布
モレスキンの手帳(デイリーダイアリー)
LEDライト
テールライト
タイヤ外側
タイヤチューブ
リムテープ
タイヤレバー
チェーン
チェーンカッター
ブレーキシュー
ブレーキインナーケーブル
バーテープ
六角レンチ ゴリラグリップ
自転車旅の持ち物。4泊5日旅行の荷物&必要なもの まとめ
以上、自転車旅の持ち物。4泊5日旅行の荷物&必要なものというテーマで解説しました。
東京-名古屋間、4泊5日の自転車旅は、毎日その日の夜にブログを書いていました。
こちらもぜひお読みください↓
自転車旅の様子は、すべて動画撮影をしていました。
こちらからぜひどうぞ(全6話の1話目)↓
1〜6話まで通してご覧になりたい方は、こちらの再生リストが便利かと思います↓
国道を走らない 東京-名古屋 4泊5日自転車旅[再生リスト]
最後までお読みいただき、ありがとうございました。