ポーランド・ヴロツワフの旧市街を観光したい
ヴロツワフの見どころが知りたい
そんな願望にお答えしましょう。
筆者は、2016年にポーランド第4の都市ヴロツワフに、1ヶ月半ほど滞在しました。
その際、現地に住むポーランド人女性が観光案内をしてくれて、旧市街の見どころを堪能することができました。
そこで今回は、ヴロツワフ旧市街観光モデルコース。半日で回れる見どころマップと題して、その時の様子をご紹介いたします。
ヴロツワフ旧市街観光モデルコース。半日で回れる見どころマップ
ヴロツワフは、
ポーランド西部にある第4の都市
Wikipedia ヴロツワフ
で、人口は約65万人。
旧市街は、そのほぼ中心に位置しています↓
そんなヴロツワフ旧市街を、ポーランド在住のカロリーナちゃんの案内で観光しました。
その時のルートがこちら↓
昼12:00ごろに待ち合わせて、夜19:00ごろに解散したので、所要時間は約半日。
ヴロツワフ旧市街観光を案内してくれたカロリーナちゃんは、筆者と同行した友人との共通の友人の、さらに友人(分かりにくくてスミマセン)。
ヴロツワフから少し離れた街に住んでいて、日本語ペラペラ。
大学では日本語を専攻し、日本にも1年間留学していたとのこと。
なおかつ歴史に超詳しく「この建物は何百年前にどうこうで…」みたいな説明が次々と出てくる。
さらに我々日本人でも知らないような言葉や語彙がとても豊富。
カロリーナちゃん、Dziękuję(ジェンクイエ/ありがとう)
そんなカロリーナちゃんと一緒に巡った、ヴロツワフ旧市街観光の様子を、さっそく順番に見ていきましょう。
❶ 旧市街広場
ヴロツワフの旧市街広場は、ご覧のように、色鮮やかな建物が立ち並ぶとても美しい場所です。
ヴロツワフ旧市街観光は、ここからスタート。
この日、ヴロツワフ観光をガイドをしてくれるカロリーナちゃんが、待ち合わせ場所として指定したのは、
ヴロツワフ旧市街広場の噴水前
広場まで来たものの、モニュメントらしきものはあるんですが「噴水? どこ?」って感じ。
友人と「水が流れていないから、これは噴水じゃないよね…」などと言いながら待っていると、カロリーナちゃんがやって来た。
カロリーナちゃんに確認したところ、どうもやっぱりこれが噴水だったらしい。
なぜ水が流れていないのか?
答えは、
寒いから
冬の間は、凍ってしまうので、水を止めているとのこと。
Oh, I see!
❷ ヴロツワフ大学
友人と筆者とカロリーナちゃんの3人がそろったので、いよいよヴロツワフ観光スタート。
旧市街北側にある歴史地区(島と橋と教会がいっぱいある地域)にまずは向かうようです。
その途中、背の高い教会がありました。
塔の上の方まで登れるらしいんだけど、冬は閉まっていて登れないらしい。
寒いから
Oh, I see!
さらにもう少し進むと、ヴロツワフ大学が。
頭いいとこらしい。
ここにも上の方まで登れるらしいんだけど、冬は登れないとのこと。
理由はもちろん、
寒いから
そうだよね…、I see.
❸ 歴史地区(オストルフ・トゥムスキ)
ヴロツワフ旧市街観光。
旧市街を北に抜け、オドラ川という大きな川まで来ました。
川の向こうには、教会がたくさん見えます。
ヴロツワフの歴史地区(オストルフ・トゥムスキ)、と呼ばれるエリアです。
観光スポットとしても人気の場所です。
オドラ川には12の島と100以上の橋があるらしく、中にはこんな橋も↓
縁結びの願掛けなんでしょうね。
鍵がいっぱい掛けられていました。
歴史地区をさらに進んでいくと、大小さまざまな教会がたくさんあります。
これはその中でも、かなり大きく、最も古い大聖堂のひとつとのこと。
ヴロツワフ観光には欠かせないエリアです。
❹ ヴロツワフ大学植物園
ヴロツワフ観光は、まだまだ続きます。
歴史地区のさらに奥の方には、植物園がありました。
あれ? 入場口が閉まっている?
・
・
・
来るよ来るよ…
寒いから
来たー!
なので植物園の看板だけ、ご覧ください↓
さらに植物園をぐるっと回り込むように歩いて行くと、川の入江のようなところに出た。
観光船が出てクルーズを楽しめるらしい。
少人数乗りのボートもあるらしく、井の頭公園的なデートも楽しめるようだ。
もちろん冬の今は休業中!
当然、井の頭ボートも見当たらない!
それはなぜなら、
寒いから
ですよねー!
❺ 旧市街の街並み
冬のヴロツワフ観光を楽しむ(楽しんでいるのか?)3人は、旧市街まで戻ってきました。
さすが旧市街。
お店も人も多くなり、とても賑やかな雰囲気です。
中でも、興味深かったのが、こちらのお店↓
ボードゲームの専門店です。
ポーランドは、実はボードゲームが盛んな国のようなんです。
窓際には、名作ボードゲームがずらりと並んでいました。
また、ポーランドは親日国でもあるからか、こうした日本を題材にしたボードゲームも、置いてありました。
このゲームは最高!
❻ Przedwojenna(大衆酒場)
ヴロツワフ観光も、3分の2くらいが経過したので、ここらで休憩タイム。
Przedwojenna という、お店に入りました。
ここはヴロツワフ旧市街の中の、歴史ある大衆酒場。
お酒や軽食が、リーズナブルな値段で楽しめます。
筆者はお酒をほとんど飲まないので、カフェラテを注文。
❼ Kuchnia Marche(ビュッフェレストラン)
ヴロツワフ観光の締めは、ディナーです。
カロリーナちゃんに連れて行ってもらったのは、Kuchnia Marcheというビュッフェレストラン。
ポーランド国内に数十店舗、展開しているチェーン店なのですが、とてもよいお店でした。
上の写真のように、食べたいものを食べたい量だけ皿に取り、量り売りで値段が決まります。
その場で作っているので、料理はどれも新鮮で美味しい。
閉店の数時間前から、料金が割引になるサービスもあり、滞在中けっこう通いました。
こちらのお店で3人でディナーを味わい、楽しかったヴロツワフ観光はお開きとなりました。
ブロツワフ観光、おすすめは夏?冬?
冬のヴロツワフ観光を終えて感じた印象は、
灰色の季節
ポーランドの冬がそう呼ばれているとは事前に聞いていたんですけど、ヴロツワフでまさに体感しました。
寒い時は、マイナス30度くらいの日もあるらしく、そうなると観光どころじゃないですよね。
空が暗いというだけでなく、人や街の活動も停滞気味になるので、そういう意味での灰色なのかな…とも思いました。
ヴロツワフの街にはヨガスタジオがとても多かったんですが、きっとニーズがあるんでしょうね。
実際にヨガのクラスに参加した時の様子はこちら↓
一方で、空の色はたしかに灰色だけど、出会う人々からはむしろ鮮やかさや温かさを感じました。
明るい人多いし、みんなとても優しい。
冬が明けて春が来ると、花も人々も花開き、また違った街になるとのことだったので、夏のヴロツワフも観光も確かに楽しみです。
花咲くころにまた来るぜ、ヴロツワフ。
おまけ:ヴロツワフ観光を案内してくれたカロリーナちゃんの秘密
この日、ヴロツワフ観光をガイドしてくれた、カロリーナちゃん。
実はここヴロツワフに来てから、カロリーナという名前の女性に出会うのは、彼女で3人目だったんです。
まだ2、3日しか経ってないというのに!
1人目は個展の設営を手伝ってくれた女の子↓
2人目のカロリーナちゃんは、前日に出会ったインタビュアー↓
おそらく、
Karolina カロリーナ
という名前は、ポーランドでとても多い名前なんだと思います。
日本でいうとけいことかゆうことか?
ちなみに、男性の名前で多かったのが、
Piotr ピョートル
滞在中に4、5人、出会ったり、名前を聞いたりしました。
なお、現地でずっと行動を共にしていたサビーナちゃんは、かなりぶっ飛んだ(褒めてます)女性でした↓
ヴロツワフ旧市街観光モデルコース。半日で回れる見どころマップ まとめ
以上、ヴロツワフ旧市街観光モデルコース。半日で回れる見どころマップというテーマで解説をしました。
ポーランド観光は物価が安いことも魅力の一つ。
どのくらい安いのかは、こちらに詳しくまとめました↓
ヴロツワフの治安が気になる方は、こちらをどうぞ↓
ヴロツワフには、観光地以外にもおすすめの見どころがたくさんあります↓
海外でSIMカードを買う時は、空港や観光地より街中の方がおすすめです。
詳しくはこちらをどうぞ↓
日本で事前に買っておくのは、もっとおすすめ↓
筆者の友人が、ポーランドのヴロツワフで個展を開催した時の様子はこちら↓
もう一人、ポーランド人のアーシャという女の子にも、ヴロツワフ旧市街を観光案内してもらいました。
その様子は、ぜひ動画で↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。