ポーランドで活躍する日本人アート作家っているの?
ポーランドと日本のアート交流について知りたい
そんな疑問はありませんか?
この記事では、
ポーランドと日本のアート交流
ヴロツワフで開催された、アート作家・坂光敏の個展の様子
などについて、詳しく解説します。
筆者のケンは、
本業は、ヨガや瞑想などを教えながら、
スーツケース1つで暮らしています。
生活や旅の様子は、TwitterやYouTubeで発信しています。
【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】
この度、友人のアート作家が、
ポーランド・ヴロツワフで個展を開くことになり、
その手伝いで、現地へ同行しました。
ポーランド・ヴロツワフで個展を開催したアート作家は坂光敏 といいます。
2〜4週間、壁に絵を描き続け、
その様子を生配信する、
ライブ・ドローイングというアート活動を中心に、
創作を続けています。
プロフィールや作品はこちら。
日本人アート作家が、ポーランドで個展を開く
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9216.jpg)
坂光敏(いつも、ばんくんと読んでるので、以下ばんくん)が招待されたのは、
2016年ドローイング・トリエンナーレという芸術祭。
そのイベントは、
ポーランド第4の都市ヴロツワフで開催され、
世界各国から選抜された、
アート作家が参加していました。
個展は、
Burn Mitsutoshi Drawing “Drawing Monster in Poland”
と銘打たれ、
2016年1月15日から2月4日までの約21日間開催されました。
その時の個展の詳細はこちら。
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/5ad55be235ade49210f0bf7e53109de1.jpg)
会場設営から個展終了後の撤去作業までを、
ひとつのアート作品として捉え、
すべての過程を生配信していました。
YouTubeで、
すべての動画を視聴することができます↓
YouTube再生リスト
Burn Mitsutoshi Live Drawing “Drawing Monster”
坂光敏のアート展が、ポーランドの地で開幕
2016年1月15日(金)
この日、坂光敏ライブドローイング in ポーランドが、
オープニングを迎えました。
アートに限らず、
文化や習慣、言葉も違う地で、
設営や準備を進めるのは、なかなかハードなものでした。
いやーだけど、
なんとかなるんですね。
必要な時に必要なヘルプがあったり、
普段では想像もつかないような解決策が思いついたり、
すべては、なるべきようになるようです。
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2016/01/IMG_8818.jpg)
場所は、BOSA Galleryという、ヴロツワフ市内のアートギャラリー。
オープニングレセプションは、19時の開始。
少し前から、
続々と来場者の方々が集まりはじめ、
ギャラリー内はあっという間に、
たくさんの人で賑わいました。
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_8841.jpg)
今回のトリエンナーレを主催している、アートアカデミーのダニエラちゃん。
アートギャラリーを運営しているサビーナちゃん。
そしてばんくんが、一人ずつ挨拶をしていきます。
アートアカデミーに留学で来ている、
あみかちゃんもお手伝いしてくれました。
通訳は、
日本語・ポーランド語ペラペラのユリアちゃん(彼女もアート専攻)が、
買って出てくれた。
マジ助かった、ふたりとも~。
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_8842s.jpg)
オープニングセレモニーの後、
ばんくんがおもむろに筆を持ち、
壁に絵を描きはじめました。
それを、興味深く見つめる人たち。
本人に直接質問をし、
アート談義をする人も多数。
ポーランドと日本のアート交流
ばんくんは、
2016年に開催したこの個展をきっかけに、
ポーランドと日本のアート交流を、
今なお脈々と続けています。
翌2017年には、Double Line という、
ポーランドと日本の複数のアート作家による交換展示に、
発展しました。
2018年には、Limited Vision として開催され、
日本3カ所、ポーランド2カ所で開かれるなど、
規模も拡大しました。
2016年から、
年に一度のペースでアート交流が続いており、
今後も定期的に継続すると思われます。
日本のアートに対する、ポーランドの反応
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9478tri.jpg)
結論から言うと、
ポーランドの人たちは、
アートに関する関心がけっこう高いのではないか、
と、現地で過ごしてみて感じました。
人々の生活の中に、
アートの存在が根付いているように、
強く感じたからです。
その代表的な例として、
ストリートアートが挙げられます。
いわゆる、壁の落書きです。
上の写真のように、
ポーランド・ヴロツワフの街を歩くと、
いたるところで、こうしたストリートアートを目にします。
おそらく、
長く続いた共産主義時代の抑圧が、
アートという形で、
表出されてたのではないかと思います↓
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2016/01/poland-street-art-eyecatch-160x90.jpg)
また、
ポーランドの方たちは、
日本に対して、とてもよい感情を持っています。
1900年代初頭、ロシア・シベリアに拘留されていたポーランドの人たちを、日本赤十字が救済したり、
第二次世界大戦中、ポーランドの強制収容所で迫害を受けていた多くの人々を、杉原千畝という外交官が救ったり、
そうしたことが要因とも、
言われています。
近年では日本の文化、
特にアニメは、
ポーランドの若者を中心に、
とても親しまれています。
ポーランドの街には、
日本食レストランも多く、人気です↓
![](https://trip.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2016/01/IMG_3413-2-160x90.jpg)
そんな背景もあり、
今回、日本人アート作家の個展ということで、
たくさんの人が訪れたんじゃないかと感じました。
【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】まとめ
以上、
【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】
というテーマで解説をしました。
日本国内でも、
ポーランドのアート作品や、映画などを、
目にすることも多くなってきました。
ポーランドと日本のアート交流に、
今後も注目です。
この時、ぼくはAirbnbで滞在先を見つけたのですが、
そこのオーナーの女の子に、
ヴロツワフの街を案内してもらいました↓
● ポーランドは距離は遠いけど、日本にとても近い国です
● ヴロツワフの市街地のオススメの見どころ
● 観光地に行かなくても、ヴロツワフの街を楽しむ方法
最後までお読みいただき、ありがとうございました。