ポーランドのヴロツワフってどんな街?
ヴロツワフの街を散歩してみたい
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者はポーランド・ヴロツワフに、これまでに2度、合わせて2ヶ月ほど滞在していました。
観光地にはほとんど行かず、現地で生活するように過ごしていたのですが、おかげでヴロツワフがどんな街なのか、より感じられたように思います。
そこで今回は、ヴロツワフってどんな街?散歩して見つけた5つのおすすめスポットと題して、詳しくご紹介したいと思います。
ヴロツワフってどんな街?散歩して気になった5つのおすすめスポット
ヴロツワフとはどんな街かというと、
ポーランド西部にある第4の都市で、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつ
Wikipedia ヴロツワフ
です。
チェコやドイツの国境にも近いので、隣国に足を延ばすことも比較的容易です。
そんなポーランド・ヴロツワフの街を散歩していて気になったのが、次の5つ。
①ヴィーガンレストラン/カフェ
②自転車/シェアスクーター
③コンビニ
④夜の街
⑤ヨガスタジオ
これらを詳しくご紹介しつつ、ヴロツワフがどんな街だったのか、お伝えしていきたいと思います。
①日本食レストラン
ヴロツワフを散歩して気になったものの1つ目が、日本食レストラン。
散歩していると、あちこちで見かけるんです。
ヴロツワフには日本企業の駐在員が多く居住していますし、そもそもポーランドが大の親日国でもあります。
現地の人たちと話していて、筆者が日本人だと分かると必ずと言っていいほど、ワンピースやドラゴンボールの話題になりました。
ですが筆者は、アニメは全然詳しくないという…。
また共産主義時代のポーランドは、安い大衆食堂や、質のよくない食べ物ばかりだったそうです。
ですが近年、急激に健康意識が高まってきたらしく、日本食はもとより、ヴィーガンやオーガニックのレストランやカフェが、ここ数年特に増えたそうです。
そんな日本食レストランの中で、筆者が気になったお店の1件目が、The Rootというテイクアウト寿司のお店。
店内はそれほど広くありませんが、イートインスペースも数席ありました。
地図はこちら↓
旧市街の南西を出て、すぐのところにあります。
実際に訪れた時の様子は、こちらをどうぞ↓
もう一件、ヴロツワフを散歩中に気になったお店は、こちらのPANDA RAMEN↓
文字通りラーメン屋さんで、ヴロツワフ市民に大人気とのこと。
実際に平日夜に筆者が訪れた時も、行列ができるほどの繁盛ぶりでした。
場所はヴロツワフ旧市街の北東にあります↓
②自転車/シェアスクーター
ヴロツワフの街は散歩しても楽しいですが、自転車やシェアスクーターに乗るのもさらにおすすめです。
行動範囲が広がるので、どんな街かをより知ることができるでしょう。
ヴロツワフの街中には、トラムやバスの路線が充実しているのですが、筆者は乗りこなせませんでした…。苦笑
目的地とまったく逆方向へ辿り着いてしまうことも、しばしば…笑
そこで移動のほとんどは、こちらの自転車で行なっていました。
この自転車は、滞在先のAirbnbホストがたまたま貸してくれたもの。
ホテルや観光地などでは、レンタルサイクルなどもあるようですが、ヴロツワフの街中ではそれらしきものはあまり見かけませんでした。
そこでおすすめしたいのがこちら↓
ヴロツワフの街中には、こうした電動キックボードがあちこちに置いてありました。
Limeというシェアスクーターサービスで、貸し出しや支払いの手続きはすべてスマホアプリで行います↓
ヴロツワフ旧市街は、散歩しても半日くらいで回れるくらいの大きさです。
実際に、半日で旧市街を散歩して回った時の様子はこちら↓
ですが、ヴロツワフがどんな街かをもっと知りたいのであれば、このシェアスクーターで移動範囲を広げてみてもいいかもしれません。
③コンビニ
その街がどんな街かは、コンビニを観察するとよく分かると筆者は思っています。
ヴロツワフの街を散歩すれば、すぐにコンビニを目にすることができるでしょう。
中でも多かったのが、こちらのコンビニ↓
ポーランド語だと、ジャプカと言うそうですが発音が難しいので、カエルコンビニと呼んでいました。
24時間営業の店舗は少なく、上の写真にもある通り6時から23時くらいの営業時間のお店が多かったように思います。
早朝や夜中に電気が消えているコンビニを、久しぶりに見ました。
さらに面白かったのが、こうしたヨーロッパらしい佇まいのコンビニ。
このお店、先ほどと同じカエルコンビニなんですよ。
古い建物が建ち並ぶ旧市街などでは、シックな看板や外装にし、景観を損なわないように工夫がされていました。
また店内を覗くと、さらにその街がどんな街なのか、文化や生活なども感じられますよね。
というのも、ここヴロツワフのコンビニでは、とても良質なバターやチーズ、新鮮な野菜などが当たり前のように売られていたんです。
例えばこちらはポーランド産のバター。
値段はなんと、4.49ズロチ、約135円です。
ちなみにBIOとは、有機(オーガニック)の意味です。
カマンベールチーズも、美味しい上にとても安い。
125gで4.99ズロチ、約150円ですよ。
さすが農業・酪農大国ポーランド。
贅沢に丸かじりしてました。笑
④夜の街
筆者はヴロツワフ滞在中、夜遅い時間によく散歩していたのですが、怖いなと思ったことが、実は一度もありませんでした。
特にポーランド国鉄のガード下の飲み屋街は、散歩するのにとても面白い街並みでした。
というのも「えっ、ここ東京の新橋!?」と一瞬目を疑うほど、雰囲気が似ていてびっくりしたからです。
新橋↓
ヴロツワフ↓
ヴロツワフ中央駅から西へ2ブロックくらい歩いた辺りに、こうした酒場が集まったエリアがあります。
もう一つ、夜のヴロツワフを散歩していて面白かったのが、街頭テレビ。
この日はちょうどバレーボールの大切な試合があったようで、上の写真のように人だかりができていました。
バレーボールは、ポーランドではとても盛んで、日本でいう野球や相撲のような存在のスポーツらしいのです。
「ポーランド、特にヴロツワフは安全だ」と現地の人も言っていました。
筆者も2ヶ月滞在して、それを実感しています。
とはいえくれぐれも注意して、夜の散歩を楽しんでみてください。
⑤ヨガスタジオ
その街がどんな街かは、ヨガスタジオが多いか少ないかにも現れると筆者は感じます。
というのも、ストレスを抱えた人や、健康意識が高い人が多いところは、ヨガの需要も多いように考えられるからです。
日本、特に東京もヨガスタジオが多いですよね。
そしてここヴロツワフの街にも、ヨガスタジオがけっこう多かったんですよね。
筆者はヨガ講師でもありますので、ヴロツワフの街でも練習をし、クラスを指導したりもしていました。
筆者が通っていたのは、こちらのFactory Energy Yoga Center Wrocławというヨガスタジオです↓
驚いたのは、まずこの部屋の広さ。
おそらく30〜40人くらいは、同時に練習できそうでした。
筆者が通っていた早朝のクラスは、だいたい10人前後の人が集まっていました。
ヨガクラスに参加した時の様子は、こちらの記事に書きました↓
もう一つの面白かったのが、スタジオの隅に積まれた練習道具。
無造作だけど整理整頓されている、というような置き方が、この街がどんな街かを物語っているようで、とても興味深かったです。
こうした現地の人の生活を体験することに、筆者は面白さを感じます。
ヴロツワフがどんな街か、もっと知りたい…
ここまで、ヴロツワフの街を散歩して気になった5つのおすすめスポットをご紹介してきましたが、
そんなマニアックなことより、どんな街かもっと知りたい…
という声もあると思うので(笑)、いくつかご紹介しましょう。
ヴロツワフ旧市街
ヴロツワフがどんな街なのかは、旧市街広場を散歩すれば、一発で感じられると思います。
とにかく街並みが、美しく可愛らしい街です。
上の写真、筆者がただiPhoneで撮っただけなんですよ。
そして人々が優しい。
散歩中にお店が見つからないなどで困っていたら、声をかけて助けてもうことが何度もありました。
歴史地区
ヴロツワフ旧市街の北側には、歴史地区と呼ばれる古い教会と橋の多いエリアがあります。
どこを向いても川越しに教会が見え、見どころがたくさんあるので、散歩にも最適です。
ヴロツワフ中央駅
ヴロツワフの鉄道の玄関口です。
数年前に大規模な改修が行われたそうで、歴史を感じさせつつも、とても近代的な駅舎と駅前広場に生まれ変わっていました。
ヴロツワフ → アウシュビッツ
アウシュビッツは、ヴロツワフから電車とバスで約4時間くらいのところにあります。
滞在中、現地の人に見に行かないかと誘われたのですが、あまり気乗りせず行きませんでした。
ポーランド料理店
上の写真はポーランドを代表する料理、ピエロギ。
見た目も食感もまるで餃子ですが、焼いたものは見たことなくて、茹でたものやスープに入っているものがほとんどでした。
ピエロギ屋さんも、ヴロツワフの街中を散歩中に、あちこちで見かけました。
ポーランドは物価が安く、特に食べ物は日本の半分くらいの値段です。
日本とポーランドの物価の比較は、こちらに詳しくまとめました↓
ヴロツワフは寒い
あとヴロツワフがどんな街かを象徴するのが、この大雪。
上の写真は、実際に筆者がヴロツワフ滞在中、宿泊先の窓からの光景です。
こんな吹雪の中でも、道端でものを売っているおばちゃんや、傘をささずに散歩している人もいて、驚きました。
もう、慣れっこなんでしょうね。
ちなみに、雪国の人は寡黙というイメージを勝手に持ってしまっていたのですが、ポーランド、特にヴロツワフの人は面白い人が多かったです。
詳しくはこちらをどうぞ↓
ヴロツワフってどんな街?散歩して気になった5つのおすすめスポット まとめ
以上、ヴロツワフってどんな街?散歩して気になった5つのおすすめスポットというテーマで解説をしました。
ヴロツワフがどんな街かは、治安も気になるところですよね。
詳しくこちらに書きました↓
ヴロツワフがどんな街かといえば、ストリートアートが盛んでもありました。
散歩して見かけた壁の落書きを、こちらにまとめました↓
ヴロツワフ在住の元オリンピック代表選手と、腕相撲をした話はこちら↓
ヴロツワフで、朝の散歩ついでに美味しい朝食を食べたい時はこちら↓
成田からヴロツワフまでは、LCCで所要時間14時間〜22時間くらい。
東京 – ヴロツワフの格安航空券は、安ければ往復6万円代で見つけられると思います。
詳しくはこちら↓
最安値の航空券は、たいていこのどちらかで探せば見つかると思います
● skyticket(海外航空券)
●
ポーランド人のアーシャに、ヴロツワフの街を案内してもらった動画があるので、こちらも参考になれば。
旧市街編↓
市場&スーパーマーケット編↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。