コロナ禍のタイに入国|観光客の消えたバンコクの街は想像を絶する光景だった

タイ

2020年3月10日

東京・成田空港から、タイ・バンコクへ、
コロナ禍での入国の記録。

コロナ禍のタイに入国|観光客の消えたバンコクの街は想像を絶する光景だった

世界的なコロナウイルスの流行。

正直、タイ・バンコク行き、どうしようか迷った。

だけど、東京にいたって状況は同じだろうし、
個人個人の活動が止まってしまったら、それこそ経済自体が止まってしまう。

観光大国タイのバンコクは、なおさらだろう。

そう思い、そのまま予定どおりバンコクへ入国すべく、
家を出た。

コロナ禍の成田空港

コロナ禍で、無事タイへ入国できるのか?

入国できないことはないだろうとは思っていたが、
不安がないわけではなかった。

成田空港は、
コロナウイルスの影響か、あるいは朝7時だからか、
確かに人は少なかった。

ガラガラ

正直、
こんなに人がいなくて、経営的に大丈夫なのか?
と思うほど。

だけど、観光客らしき人もちらほらいて、
厳戒態勢!って雰囲気はまるでなし。

成田空港では、検温もメディカルチェックもなかったし、
出国審査は、顔認証で10秒で完了。

ちなみに、2週間後、羽田空港の日本入国時も、
審査はとてもシンプルなものでした。

その時の様子はこちら↓

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飛行機もガラガラ

東京からタイまでは、飛行機で6〜7時間。

AirAsia(エアアジア)というLCCで行ったのですが、
やはりコロナウイルスの影響で、
客室は30%くらいの搭乗率って感じでした。

機内もガラガラです。

ちなみに、帰りの便もAirAsiaを予約していたのですが、
コロナの拡大により欠航となってしまい、払い戻し手続きをしました↓

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コロナ禍のタイに入国

朝に成田空港を離陸して、約7時間、
午後2時ごろにバンコク・ドンムアン空港に着陸。

無事に入国できるのかなあ…と思っていたら、
乗客全員、小型バスに乗るようように言われました。

空港内をぐるっと回り、なにやら遠く離れた建物へ…

えっ!?やはり隔離されるのか…?

とかなりドキドキしましたが、
サーモグラフィーの前を歩かされただけで、チェック完了。

意外とあっさりと、タイに入国できました。

タイも、コロナウイルスの影響は深刻なようで、
空港ターミナル内は、人がかなり少ない…

というかガラガラ

タイははじめての入国なのですが、
この少なさは、やっぱ普通じゃないと分かる。

みんな観光どころではないのか。

タイ入国後の2つのミッション

さあ、タイ・バンコクに入国した後は、
さっそく宿まで行きたいんですが、その前にやることが2つ。

①現地SIMの購入
②空港から出て市街へ向かう

この2つのミッションをクリアする必要があります。

①番のSIMは、事前に調べた情報を元に、
・AISというカードをまず買う
・その後、自分でチャージしてアクティベート

という計画を立てていたんだけど・・

SIMの会社のブースはたくさんあるけど、
観光客用にパッケージされた、セット商品のようなものしか置いてない。

観光客向けのSIMは割高なので、
現地の人が使うようなものが欲しい。

空港内を2、3往復するも、見当たらず…

もう仕方がないと思い、TRUE MOVEという会社の、
30日間、100GB
というSIMカードを購入。

ただし、買った後で、もう少しお金を出して、
データ無制限のものにしておけばよかったなとも思った。

SIM購入は、基本的にどこの国に行っても、
空港よりも街中の方が、金額も安いし、選択肢も多いと思う。

たとえば、
オランダ・アムステルダムでは、鉄道の中央駅の中のショップで、
かなり格安のSIMを手に入れることができました↓

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ガラガラのドンムアン空港から出られない…泣

コロナ禍のタイ入国、
第1ミッションは、ひとまずクリア。

次!

②空港から出て、市街へ向かい、宿に行く



これが、分からん…苦笑

事前に、下調べしていないからでもあるんですが(←自覚)
バスで行くのか、地下鉄なのか、
何線に乗ってどこで降りるのか、さっぱり分かりません。

とりあえず、インフォメーションっぽいところの人、何人かに聞いてみると、
すべての人が、バスか、リムジンか、タクシーなどの、
車両で移動しろとのこと。

あとで調べて分かったのだが、
どうやら鉄道はあるものの、ローカル線なので、
旅行者には不向きらしい。

バス停まで行くと、路線図が出てて、
どうやら市街の地下鉄のどこかしらの駅には行くっぽい(←大雑把)

切符切りの女の子が声をかけてくれて、
この地下鉄に乗りたいんだよって言ったら、
なんか大丈夫そうだったので、そのバスに乗った。

バスは5分後に、
ドアを開けたまま走り出しました(タイに来たなと実感)笑

バスに乗って、バンコク市街へ

バスが発車すると、
さっきの女の子が、運賃を回収に来た。

30バーツ(約99円)

これが切符。

Googleマップで現在位置をガン見しながら、
そろそろ地下鉄の駅かなと思い、立ち上がる。

すると、さっきの女の子が「まだだよ!」と制止。

もう2、3分走ったところで「ここだよ!」と教えてくれた。

優しい。

タイに入国してから数時間、
タイの人はみな親切だ。

乗客の半分くらいが、ここで降りた。

バスの中は、人々もマスクしてたりしてなかったりで、
コロナで大変だ、という感じはあまりしなかった。

タイ入国後、コロナ禍のバンコク市街へ

タイの首都バンコクは、地下鉄網が充実しています。

それに乗って、
バンコク郊外から市街地へ向かいます。

地下鉄の中は、マスク姿の人がかなりいました。

地下ということもあってか、
コロナ予防のポスターや注意書きを、あちこちで目にします。

タイに入国してから、約3時間後、
ようやく宿の最寄り駅に到着。

こちらも、コロナの影響で、
かなり人が少ないように感じます。

コロナ前は、観光客で溢れてたんだろうな。

コロナで閑散とするバンコクの街

コロナ禍の、タイの首都バンコクの街の様子。

ぼくは初めてタイを訪れたので、
「へえ、活気があるなあ」と、感じていたんだけど…

バンコクに100回近く入国している人に聞いたら、
「全然ガラガラ、閑散としすぎている…」とのこと。

コロナ以前のタイの街は、
この5〜10倍くらいの人出や賑わいがあったそうです。

人の数も交通量も、
こんなもんじゃないらしい。

タイ入国後、はじめてのタイ料理

夜は、その100回バンコクの人

ツイッターのフォロワーさんのふるぴんさん @furupinsan
と待ち合わせをして、一緒に食事。

タイ入国後、何も口にしていなかったので、
もうお腹がペコペコです。

コロナ禍ということもあってか、
夕方6時半ごろにもかかわらず、広い店内に客はぼくらだけでした。

エビの入ったカレー炒めみたいなやつ

スパイスと酸味のバランスが絶妙で、すごく美味しかった!

オクラのような野菜が入ってるんですが、
タイ特有の野菜なんでしょうか?

スターフルーツの野菜版みたいな感じで、
コリコリした感触で、それもナイスでした。

これ、もう一回食べたい。

トムヤムクン

タイ料理の定番。

エビが大きくてプリプリ、皮まで食べちゃった。

辛いんだけど、まろやかな辛さで本当に美味しい。

これも絶対、また食べる。

エビのチャーハン

最初のカレー炒めをかけて食べたら、絶妙なハーモニー。

ああ、もう、
タイにいる間、ずっとこれだけ食べてたいくらい美味しい。

これは、また必ず食べる。

二人ともお酒をあまり飲まないので、
スムージーで乾杯。

これはブルーベリーのスムージー。

氷とブルーベリーだけで作られていて、
自然な甘さで、本当に美味しかった。

タイ最高!

タイ入国初日の晩ごはんは、
本当に身も心も、幸せで満たされました。

ちなみに2日目は、
ワナカームという、タイ料理の有名店で、
さらに絶品なタイ料理をいただきました↓

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コロナ禍のタイに入国|観光客の消えたバンコクの街は想像を絶する光景だった まとめ

以上が、
コロナ禍での、タイ入国初日のレポートでした。

この約1週間後に、
タイ・バンコクの街は、コロナ感染が急拡大したとして、
商業施設の完全閉鎖に踏み切りました。

その時の様子はこちらです↓

閉鎖された、バンコク市内の映画館の様子はこちら↓

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タイ政府は、
コロナ対策をかなり徹底して行っているようでした↓

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タイでも、
マスクがまったく手に入りませんでした↓

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追記:この時から約2年後、2022年7月、
再び、バンコクを訪れました。

街の様子は、こちらでご覧ください↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。