チェンマイのベジタリアンセンターに行ってみたい
チェンマイで菜食レストランを探している
そんな方にはこちらの記事が参考になるかと思います。
筆者はここ数年、タイのチェンマイに年に1度くらいの頻度で数週間〜数ヶ月ほど滞在をしています。
その際、毎日のようにベジタリアンセンターに通っていました。
そこで今回は、チェンマイのベジタリアンセンター(精進料理レストラン)完全レポと題して、詳しくご紹介したいと思います。
チェンマイのベジタリアンセンター(精進料理レストラン)完全レポ
チェンマイのベジタリアンセンターとは、仏教系の慈善団体が運営している、野菜や果物、お惣菜、リサイクル品、自然食品などが売られているお店です。
体にも環境にもいいものが手に入りますし、何より安い。
ベジタリアンセンターの場所と行き方
チェンマイベジタリアンセンターの場所は旧市街の外、南西。
チェンマイ国際空港とのちょうど中間あたりにあります。
空港と旧市街を結ぶMahidol Rd.沿いにあります。
車で訪れる場合は、南(空港)側から走ってくるとスムーズに入れます。
地図はこちら↓
目印は緑で覆われた巨大なゲートと、塀に施された仏教を象徴する車輪↓
駐車場は敷地内に7、8台分あります。
ですがお昼頃は、いつもけっこう満車状態。
裏にも駐車場があるらしいので、停められない場合はそちらを利用するといいかもです。
営業日時は、火曜から金曜までの8:00〜14:00とけっこう限られていますので、訪れる際は注意が必要かもしれません。
チェンマイベジタリアンセンターの中の様子
こちらがチェンマイベジタリアンセンターの建物の入り口。
さっそく中へ入ってみましょう。
野菜や果物売り場
ベジタリアンセンターの中へ入ると、まずは野菜や果物を売っているコーナーが現れます。
おそらくオーガニックで栽培されたもののように思われます。
ちょうど菜の花の季節のようで、買って帰って部屋に生けてみました。
ビュッフェ
その奥はビュッフェコーナー。
写真のように5〜6種類のおかずとご飯が並んでいて、自分で持ってきた容器に好きなだけ詰めることができます。
料金も好きなだけ支払えばよいというドネーション(寄付)制です。
以前は食堂のような座って食べられる場所もあったようですが、コロナの影響でテイクアウトのみになった模様。
ベジタリアン料理というと、薄味で物足りないという印象があるかもしれませんが、こちらの料理はしっかりとした味付けで、どれもが本当に美味でした。
筆者はお昼になると、毎日のようにこちらに通っていたので、どんなものを食べたかその一部をご紹介します↓
右中央に見える白い塊は豆腐です。
ベジタリアンセンターだけあって、肉や動物性の食材は使われていませんでした。
赤い唐辛子のようなものは、何かの花びらでした。
ご飯はブラウンライスとターメリックライスの2種類。
この赤いのは唐辛子でした。
しかも結構辛い!
惣菜コーナーの奥には大型冷蔵庫も置いてあって、砂糖不使用のスムージーやスイーツも売られています。
自然食品売り場
チェンマイベジタリアンセンターでは、オーガニックや添加物不使用などを扱っている、いわゆる自然食品店のようなスペースもあります。
筆者はチェンマイ滞在中に使うものやお土産の多くをこちらで購入しているのですが、その一部をご紹介します。
お茶
タイの人たちは日常的によくお茶を飲むようで、このベジタリアンセンターにもたくさんの種類のお茶が売られていました。
中でも筆者のお気に入りはこちらのハーブティー。
乾燥した花や果実、木の皮などが4種類入っているもので、フルーティな甘さとほのかな酸っぱさがとても美味でした。
調味料
こちらは日本ではまずお目にかかることのできない酢なのですが、原料はなんだと思いますか?
実はこれ、右上にも買いてあるようにバナナのお酢なんです。
あまりの珍しさに買ってみたのですが、全くバナナ感はなく、酸っぱさも微妙であまり美味しくありませんでした…笑。
こちらはなんとココナッツのお酢とのこと。
買ってないので味は分かりません。
味噌も売っていました。
味噌は世界中どこへ行ってもMISOで通じるようです。
1瓶200gで260円くらい。
6個まとめて買うと少しお安い。
虫除け
タイは仏教国ということもあり、生き物の命を大切にしましょうという文化があります。
なので殺虫剤ではなく虫除けスプレーなどの方が、より好んで使われているようです。
こちらはクリームタイプの蚊除けです。
成分表示をGoogle翻訳してみると、こんな感じ。
効き目も抜群で、お土産に買って帰ったらかなり喜ばれました。
こちらはスプレータイプ。
蚊取り線香もけっこうポピュラーに用いられているようです。
形状が日本と同じなのはなかなか興味深い。
こちらも成分は化学物質不使用。(Google翻訳)
現地の自室でも重宝しました。
下に敷いてあるのはバナナの葉っぱです。タイっぽいでしょう?
コスメ類
アロエベラとターメリックの保湿ジェル。
こちらも6個まとめ買いだとお得。
アロエとモリンガのジェル。
モリンガはタイではけっこうその辺に生えている薬用植物で、コスメ以外にもハーブティーやオイル、料理のトッピングなど、いろいろな場面で遭遇しました。
お菓子
オーガニックのピーナッツ。
タイではナッツの消費が盛んで、スーパーや市場へ行くとたくさんの種類が売られています。
ですが日本と比べてものすごく安いっていうわけでもないんですよね。
その中でもピーナッツは比較的安価で入手できたため、筆者は好んで食べていました。
軽く煎って食べると絶品です。
こちらはピーナッツの粉を固めたようなビスケット。
美味しそうだなと思って買ったのですが、あまりピーナッツ感もなくボソボソしていて、期待していたほど美味しくなかった。
リサイクル品コーナー
チェンマイベジタリアンセンターには、写真のようなリサイクルコーナーもあります。
服だけでなく、本や食器、小型家電製品などがズラーっと並んでします。
このベジタリアンセンターに訪れるのは半分くらいが外国人という印象もあるので、おそらく長期滞在していた人が帰国する際に、こちらに持ち込むのではないでしょうか。
そのため本も洋書が多いですし、ハイブランドの服もけっこう多かったりしました。
タイにはリサイクル文化が根付いていて、リサイクルショップや古着屋さんが街中にたくさんあるんですよね。
チェンマイで古着屋巡りをした時の様子を、こちらに詳しく書きました↓
チェンマイのベジタリアンセンター(精進料理レストラン)完全レポ まとめ
以上、チェンマイのベジタリアンセンター(精進料理レストラン)完全レポというテーマで解説しました。
チェンマイで美味しいベジタリアンレストランをお探しなら、こちらのお店をぜひおすすめします。
味も雰囲気も素晴らしいです↓
チェンマイで新鮮な有機野菜を買うなら、地元の農家さんが直接販売する、こちらのファーマーズマーケットが断然おすすめ↓
チェンマイベジタリアンセンターの中の様子と、そこで買ったお土産について、動画で詳しく解説しました。
興味があればぜひご覧ください↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。