メールアドレスの@の直前にドットがある
連続したドットがメールアドレスに使われている
こんなメールアドレスを目にしたことはありませんか?
これらのメールアドレス、実は、国際ルールに違反していて、送れないことがあるようなんです。
メールがちゃんと送れたかどうかを、いちいち気にしなきゃいけないのは、特に旅先などでは、とてもストレスですよね。
そこで、この記事では、
@の前にドット&連続ドットのメールアドレスはルール違反で送れない
というテーマで詳しく解説をしますので、ぜひ最後までお読みください。
@の前にドット&連続ドットのメールアドレスはルール違反で送れない
結論から言うと、
ドットが2個連続するメールアドレス
@の直前にドットのあるメールアドレス
は、PCから送れないことがあるようです。
理由は、インターネットの国際基準に適合していないから
つまりは、ルール違反ということですね。
そもそも筆者が、連続ドットと、@の直前にドットがあるメールアドレスの存在に気づいたのは、旅先からメールを送ろうとしていた時。
あなたのメールアドレスは無効です!
あれ? と思ってメールアドレスを見てみたら、
〇〇〇〇..〇〇〇〇@ezweb.ne.jp
と@の前に、ドットが2つ連続していました。
こんなメールアドレス、これまで、あまり目にしたことありません。
そこで、いろいろ調べてみたところ、メールアドレスとドットに関して、ルールがあることが分かったんです。
メールアドレスの@の直前ドットや連続ドットは、国際ルール違反
こちらのブログによると、連続ドットや、@の直前にドットが使われているメールアドレスは、RFCという国際ルールに反しているらしいです。
他にも、先頭にドットがくるのもダメらしい。
まとめると、こんな感じ↓
連続ドット
〇〇〇..〇〇〇@ezweb.ne.jp
@の直前のドット
〇〇〇〇〇〇.@ezweb.ne.jp
先頭のドット
.〇〇〇〇〇〇@ezweb.ne.jp
日本の携帯の黎明期に、そうしたメールアドレスが発行できてしまっていたため、未だに、@の直前にドットがあったり、連続ドットのメールアドレスが残っているようなのです。
ルール違反のメールアドレス”連続ドット”や”@の直前ドット”はガラケー時代の遺物
ガラケーというのは、日本の国内だけで使われていたので、連続ドットや、@の直前にドットがあるメールアドレスでも、不都合はあまりなかったんでしょうね。
だけど、インターネットが普及して、世界とやりとりをするようになったら、国際ルールに即してないと、さすがにマズイ。
そこで、連続ドットや、@の直前にドットのある、ルール違反のメールアドレスは、PCからは送れないようにしたみたいです。
国外に出るところで食い止めようという、水際作戦のようですね。
水際作戦といえば、昨今の感染症の騒ぎ。
タイのバンコク滞在中に、明日にもロックダウンするかも…となって、緊急帰国したことを思い出します。
その時の様子は、こちらに詳しく書きました↓
@直前ドット等の”ルール違反”メールアドレスは、今は取得できない
http://ke-tai.org/blog/2009/09/25/aurfc/
上のブログによると、
2009年4月にはNTTドコモが
2009年9月にはauが
国際ルールに沿うように、メールアドレスの規約を変えたそうです。
なので今ではもう、
@の直前のドット
連続するドット
先頭のドット
といった、ルール違反のメールアドレスは、新しく作れなくなっているとのことです。
なので、もしも、連続ドットや@の前にドットのあるメールアドレスを目にしたら、それは、2009年の改定前に作ったもの、という可能性が高いです。
@の直前にドットがあるメールアドレスの送信方法
そういった連続ドットや、@の直前にドットがあるなどの、送れないメールを送る方法はないのかというと…
あるようです。
それは、
“〇〇〇〇..〇〇〇〇”@ezweb.ne.jp
のように、@の前を””(ダブルクウォート)で囲む方法。
こうすると、送れる場合があるようです。
キャリアによって違ったり、仕組みが変更になっている場合もあるので、必要であれば、実際に試してみてください。
@の前にドット&連続ドットのメールアドレスはルール違反で送れない まとめ
以上、
@の前にドット&連続ドットのメールアドレスはルール違反で送れない
というテーマで解説をしました。
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このブログのURLのように、独自ドメインを取得すると、
自分だけのメールアドレスを作るのが簡単です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。